鎌倉助産師会の命の学習、見学してきました。

今日は鎌倉助産師会に依頼された小学校の命の学習を見学させてもらいました。

対象は小学校5年生。

とても元気な学年で、子どもたちが講師の問いかけに積極的に発言していたのが印象的でした。

授業の中でサプライズで紹介されたお母さんたちからのお手紙。この日のために匿名で協力してくださった4名のお母さんたちの言葉は、どれも心あたたまる素敵なものでした。

「顔を見る前からいとおしい存在」

「私たちの希望、光」

「あなたが私たちを大人にしてくれました」

「家族みんながあなたを待っていました」

どれもこれも、子どもたちが大切な存在なんだということを伝えてくれるあたたかいメッセージでした。

ひとりひとりが奇跡的な存在であること、赤ちゃんはみんなお母さんのお腹の中で自分の力で生き抜いてきたこと、そして自分の力でこの世に産声をあげたことを授業で学んだあとのお母さんたちのお手紙。みんなの貴重な命は、これまで大切に大切に育まれてきたのだということとが伝わったのではないかと思います。自分を大事に、みんなを大事に思うきっかけになってくれることを期待します。

授業の後、養護教諭の先生と子どもたちへの性教育について話しました。良くも悪くもさまざまな情報が簡単に手に入る世の中。正しい情報を伝えていくために、大人たちも子どもたちの興味関心に目を背けず、真摯に向き合っていかなければならないねと話しました。

とは言っても先生方も保護者もいろいろな考え方の方がいます。間違った情報を信じて子どもたちが心身を傷つけることのないように、大人たちから正しいことをきちんと伝えていくことが大切です。そういったことをお話する機会をぜひ多くの学校などで設けてもらえたらいいなと思います。そしてそこで助産師が活躍できたら、日々命と向き合っている助産師だからこそ語れる命の大切さを、熱くお伝えできるのではないかと思いました。

 

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