齋藤さん、トークセッションに出演しました!

まちづくりスポット茅ヶ崎さん主催の『トークセッション!しかけにんたちのつどいvol.2  こどもがまんなか!未来をつくる子育て』に齋藤さんがゲストで出演してきました!

なかなか外に出ない齋藤さん。トークセッションの打ち合わせをしているのはチラリと見ていましたがあまり詳しいことは話していなかったので、「えっ!今日ですか!?」とビックリ!よーく見たら助産院の待ち合いの壁に、いろんなチラシに紛れてちーっちゃくチラシが貼ってありました!(笑)こんな貴重な機会を逃してはいけない!と思い、齋藤さんには内緒で会場に向かいました(笑)(が、入ってすぐバレました)

というわけではじまったトークセッション。ゲストは齋藤さんの他に、茅ヶ崎に冒険あそび場をつくろうの会「ちがぼ〜」代表の越地清美さん、虹の丘私設幼稚園代表の山田昇さんがいらっしゃって、それぞれ学童期、幼児期、周産期のサポーターからみた、「こどもがまんなか!」の関わりについて話してくださいました。

まず、こどもはありのままを受け入れられ、やりたいことをやりたいようにやる「あそび」を通していろんな力を身につけていくというお話から始まりました。「そのままのあなたでいいよ」というまなざしを受け、こども自身が他人や自分を信じられるということがその後の発達にとって最も重要なことなのだそうです。そしてこの、むずかしいコトバでいうところの「基本的信頼感」は母性だけが育めるものなのだと。父親も含め周りにいる人たちは、お母さんたちが母性を最大限に発揮できるようにサポートするというのが重要な役割だというお話でした。この、「お母さんたちが母性を発揮できるようにサポートをする」ひとたちのひとりとして私たち助産師もいるのかなと思いました。

齋藤さんは、自身の自宅出産で感じた不思議な感覚、命ってこうして受け継がれていくんだな〜と実感した体験が開業助産師を目指すきっかけだったというお話をはじめにしてくれました。それから自宅での出産を引き受けるようになって、助産院として今のような形になるまでの経緯、今後の齋藤さんの夢について話は続きました。さらに、これまで続けてきているお産カーニバルやベビーマッサージなど茅ヶ崎助産師会の活動のことも紹介していました。これぞまちの助産婦さん!という感じで、齋藤さんらしい親しみやすい語り口が場をホッと和ませてくれていました。

また、助産院で働くスタッフについても触れていました。スタッフそれぞれが大事にしたいこと、こどもとの時間だったり家庭のことだったりを大事にしながらそれぞれのペースでお仕事しているということ、皆が輝いてお母さんたちのお手伝いができるのは、齋藤助産院が自分らしく働ける場所であるからというお話。まさにその通りで、齋藤助産院はお客さんとスタッフどちらにとってもあたたかい場所だと思います。

会場の中には助産院のお客さんもちらほら。そのうちのひとりから

「ずっとききたかった齋藤さん自身のお話をきけたのが本当にうれしい!」

というご感想をいただきました。

「齋藤助産院は私の子育ての原点で、ふと戻りたくなる場所」

という素敵なお言葉もいただきました。

齋藤助産院はこういうお客さんお一人お一人に支えられて今があるんだな〜

私たちが自分らしくお仕事させてもらえるのはこういうお客さんたちがいるからなんだよな〜

こうしたお客さんたちに、なんらかの形で恩返しができたらいいな〜

いろいろ考えるきっかけになって有意義な時間をすごさせていただきました。