家族のいる家に滞在しているよう

約1ヶ月弱、大変お世話になりありがとうございました。

ここの助産院で働く皆さんが、ときには姉のように、時には母のように、またある時には親戚のおばさまやお姉さんのように、

いつも明るく、優しく接してくださり、『家族のいる家』に滞在しているような感覚で、のんびりとくつろぐことができました。

とは言っても、産後のおっぱいの張りはかなり強烈で、痛くて、武者修行に来ているような気分になったこともありました。

でも、もし病院から直接家に帰っていたら、こんなにたくさん、こんなにスムーズに母乳をあげられるようにはなっていなかったと思います。

分娩台で感じた「おっぱいをあげたい」という本能的な想いを叶えられたのは、齋藤助産院の皆様のおかげだと思っております。

毎食のご飯もとってもおいしくて、長期滞在しましたが、メニューも豊富で飽きることがなくいただくことができました。

途中、胃の不調や便秘などでご飯を少し残してしまうことがあり「ジップロックに入れて冷凍して持って帰りたいなあ・・・」と思っていました。

個人的な要望になってしまいますが、お部屋の机がもう少し高いまたは椅子がもう少し低いと身体がラクかなと思うのと、

立ってオムツ替えできるスペースのようなベッドのようなものがあると腰に負担がかからなくていいなと思いました。

あとは、夜に軽いおやつのようなものがあるとなお嬉しいです。でも体調によってはいらないという日もあったので、夜のおやつあり、なしかを当日夜に選べるようなシステムになっているとありがたいです。

今後、家庭環境や住んでる地域などの違いに関わらず、日本の全ての産婦がこういう産後ケアを公的な補助を使って気軽に受けられるようなそんな世の中になってほしいと思います。

コロナ禍ではありましたが、面会OKにしていただき、おいしいおもちや豚汁も、夫や子の分までいただくことができ、とてもありがたかったです。

洗濯をやっていただけるのもとても助かりました。第一子で利用したケアセンターでは、コインランドリーで自分で洗濯だったので、産褥期の体には地味にきつかったです。

最後になりましたが、齋藤助産院とここに関わる全ての皆様のますますのご発展を心からお祈り申し上げます。

本当にありがとうございました。また育児や家事でくたびれたら来させていただきたいと思います。その時はよろしくお願いします。