「さんばテント」と4月のお産。

☆4月29日(日・祭日)は恒例のさんばテントでした。昔(20年くらい前)、茅ヶ崎の中央公園でリサイクルや食べ物、手作り品などを売ったり、舞台で子供や大人たちのダンスや歌などの発表をするお祭りがあり、すごい人で賑やかでした。私たち「茅ヶ崎助産婦会」も長老や諸先輩がお元気で、医師会や薬剤師会のとなりのテントでリサイクルの販売や「出産・子育て」のお話をさせてもらい、助産婦という仕事の存在を知ってもらおうと参加していました。それが「さんばテント」の始まりです。

☆あまりの人混みでほこりも多く、小さい子たちを連れて参加するのは大変な感じだったので、地元の里山公園まつりの方の参加に移り、これも抽選に外れたりして、だんだん助産院での「さんばテント」になってきました。今も井本さんや昔からの会員が参加してくれて手伝ってくれています。

☆今年は4月29日にやろうということは決まっていたものの、何をやるのかナカナカ決まらず、1ヶ月を切ろうとしていた頃から「おむつなし育児」や「ゆるべじ離乳食と大人ごはん」の参加があり、その関係で紹介いただいた上甲さんの「絵本で子育て」も決まり、気がつけば子育て中のお母さんの妊娠しお産をし、子育てをしていく中での創意工夫の講座が並びました。当日はどの講座も熱気にあふれ、とてもいい会になったと思います。私はカレー屋さんだったので、最初の倉田さんの歌(赤とんぼ、花…)を楽しく聞いただけでしたが、講座に参加された方からは「元気が出た」「明日からの日々の参考になった」など嬉しい感想をいただきました。来年も今頃「さんばテント」やると思いますので遊びに来てくださいね。

☆4月の助産院でのお産は8件でした。3~4人づつまとまってきてくれて賑やかに過ごしました。スタッフも4月は子供達の送り迎えが忙しく、行ったり来たりに大変だったと思います。そうこうしているうちに、あっという間にまわりが緑いっぱいになり、空には鯉のぼりの泳ぐ季節になりました。振り返れば私の人生にとって、4人の子供たちを産み育てたということは大きな意味のあることだったような気がします。お産も子育ても仕事も、思うようにはならないことが多かったし、いつもあわただしく生きて振り回される日々だったけれども、私の生を豊かにしてくれたのもそんな普通の日々でした。これからも助産院を訪れる皆様が豊かな人生を送れますように、日々小さなお手伝いをしていきたいと思います。

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