予定日過ぎて…「お腹の中で育てる」!?

ママ:私は人生で初めてのお産という体験を、齋藤助産院さんで迎えられて本当によかったです。
妊娠がわかったとき、嬉しい気持ち半分、自分がお母さんになれるのか、育てられるのか不安な気持ち半分でそこまで出産に前むきではなかったかもしれません。

パパ:何度「もう産むのやだー」「検診行くのやめるー」と駄々をこねられたかわかりません。
内心はイライラしながらも強引に連れ出してやっと産める週数へ。
でも、予定日過ぎてもなかなか降りてこない。もう「お腹の中で育てる」とか言い出す始末。

ママ:それでも、予定日過ぎた後は体操だけじゃなくて1日1〜2万歩強歩いていたんだから許して。
いざ陣痛が自宅できたときは、お互い焦りましたね。それでも献身的に支えてくれてありがとう。
助産院に着くと、助産師さんがずっとついててくれて心強かったです。そのおかげで、助産院にくるまであまり開いていなかった子宮口が一気に広がり、安産に繋がったと思っています。陣痛中痛かったはずでしたが、助産師さんの声かけで赤ちゃんと一体となってがんばっている気がして、今考えると大事なひとときだったと思います。

パパ:陣痛がきて日付が変わり、夜中3時、仮眠してたら子宮口開いたよと呼ばれて、ママのスクワットを支え、立位で踏ん張るママを支えパパも踏ん張る。身体を支えて脚も押さえ込んで踏ん張ったら一気に降りてきたみたいでそのままクッションに倒れて産む体勢に。

ママ:自分の体から赤ちゃんが出てくる感覚があると、ほっとするようななんだか寂しいような複雑な気持ちでした。

パパ:やっと産まれた我が子を見て、ほんとにお腹の中に居たんだーと実感がいっきに来たみたい。
立ち会いを希望して選んだ助産院でしたが、アットホームなリラックス空間で、助産師さんの優しい声かけとサポートにはすごく助けられてたみたいです。
さて、パパママとしてはここからがスタートライン。子どもの成長と一緒に少しずつ色々出来るようになりたいね。

前の記事

あたたかいお産でした