忘れることのできない「最高に幸せな日」

私が助産院を選んだきっかけは、義理の母がこちらでお産をしたことでした。

旦那は弟の誕生に立ち会いました。そんなきっかけがあったので自分もここで出産したいと思い齋藤助産院を選びました。

私は初めての出産だったので最初は、お産のイメージもできずどうなるのかなぁ?どんな痛みなのかなぁ?とまで考えるばかりでした。

でも不安や恐怖は最初からなかったです。

それは、義理の母からの話や、健診に来るたびに助産師さんと話したり、齋藤さんのちょっとした一言がいつの間にか安心感につながっていました。

 

25日の朝方、陣痛が来た時も初めてのことで「これかなぁ?」という感じだったので、とりあえず助産院に向かいました。でも子宮口はまだ2cmしか開いていなくて、気分転換に外に出ました。

主人と義理の母と腰掛け神社に行き、里山公園を散歩してカレーを食べました。

10分おきくらいにお腹が痛くなり、みんなが腰をさすってくれました。そしたらすぐに痛みは無くなって、気づいたら笑っている、といったなんか不思議な時間でした。私がカレーを食べながら痛がっているのに、治ったら、また普通にカレーを食べている姿を見てみんなが笑っていました。

そんないいい時間を過ごしていました。あんまり様子が変わらないので、一度家に帰りました。

そして、本格的な陣痛が来たのは26日の深夜でした。前日の余裕は全くなく痛みに耐えて、家で過ごしていると破水し、すぐに助産院に向かいました。

痛くて痛くてたまらなくて、助産院に着いた時、助産師さんと、齋藤さんの顔を見た時すごく安心して涙が出ました。

子宮口も8cm開いていて、そこからお産に向けて長い時間が始まりました。

痛みは表現できないくらいで、でも助産師さんの優し声とサポートで、本当に最後まで信頼して自分の全てを捧げられました。

自分も痛みもあるけど、この長い時間を同じ気持ちで最後まで寄り添ってくれた主人と助産師さんたちに感謝でいっぱいです。

そして、長い時間頑張ってお腹の中から外にでてきてくれたなぎにも感謝でいっぱいです。小さい体でよく頑張ってくれてありがとう。

これからは家族みんなで楽しい時間を過ごせるのが今はとっても楽しみです。

1月26日は私の中で忘れることのできない、最高に幸せな日になりました。

お産に立ち会ってくれた助産師の皆さん、本当に最後までありがとうございました。