音に囲まれて生まれてきた

2022年10月2日に出産しました

今回は、3人目のお産で、初めて齋藤助産院で産みました

1日から、立ち合いしたいて言ってた友人が、家に泊まりに来て、「2日に生まれるね」なんて言われて、2日になったら朝から陣痛来て、本当に今日生まれるんだな〜と思いながら齋藤さんに来ました

その日は、里山公園で4年ぶりの茅ヶ崎ジャンボリーがあって、産む部屋に入ったら、里山公園からのアメリカンミュージックが聴こえてきたり、音楽会のピアノの音色が聴こえてきたり

そんな音に囲まれて出産しました

ずーっと入りたいと思ってた信楽焼のお風呂に、上の子2人と一緒に入って、陣痛を逃しながら、気持ちいいなーと思いながらプカプカしたり、友人と家族とみんなで過ごしながら陣痛の時間を過ごしました

上2人の時は、病院で産んだので、陣痛計を付けられていたので、いきむタイミングとかピッピッピッの音に合わせてすればいいんですけれど、齋藤さんはお腹の赤ちゃんの声と対話しながら、「今どの辺にいるなー」とか「まだ上の方で降りてこないなー」とか自分で考えながら体を感じながら産んだお産だったなと思います

なかなか頭が下に降りてこないなーって思ってたら、齋藤さんが指入れて「こっちだよー こっちだよー」って赤ちゃんのことを呼ぶと、急に頭回転して降りだして、齋藤さんの指に導かれながら、段々段々降りてきて、その感覚が自分でもわかって

生まれる時にどうやって出てくるのか見たいってお願いしてたんで、鏡で見せてもらいながら出てくるのを見てたんですけど、そうすると不思議と妙に冷静になって、痛いんですけれど、今こうやって出てくるんだなと考えてる自分と、いきみたいけど我慢してる自分といて

そしたら齋藤さんが「赤ちゃんになってごらん」と言ってくれて「あっ なるほどねー」と思って、産みたいじゃなくて自分が赤ちゃんになって出てくればいいんだって思って

そうすると、自分と赤ちゃんが一心同体になって、不思議と痛いとかじゃなくて「ああ 今から出よう」という感じの気分になって生まれました

すごい今まで味わったことない感じで、痛いのは痛いんですけど「出たー」って感じでしたね

自分んで産んだっていう感じの達成感があるお産にできました

子供も、自分たちの思い思いに見てて、私が赤ちゃんを産んだっていうのを感じながら一緒に過ごせて、大好きな友達と家族に囲まれて朝まで来て、すごい幸せだなーって感じでした

いろんな音に囲まれて生まれてきたので、名前は「きく」っていう文字をつけたいと思っています

齋藤さんのご飯は美味しいので、今日の夜ご飯と明日の朝ご飯楽しんで明日退院します

ありがとうございました

前の記事

記憶に残るお産になった

次の記事

かけがいのない家族3人の時間