スタッフとして過ごした妊娠期間

ママ:スタッフとして(助産院で)働きながらの妊娠期間を過ごしました。自分のお腹に赤ちゃんを宿しながらのお産の手伝いが出来たのも特別な思い出になっています。
予定日はクリスマスイブだったけど、正期産に入ってもお腹は全然張らず、 12月22日の冬至の日から毎日ゆず風呂に入ってみたり、 里山公園までお散歩をしながら過ごしてみたり、毎日毎日お腹の赤ちゃんに話しかけながら会える日を心待ちにしていました。
妊娠期間中は何かあれば齋藤さんをはじめいつでもスタッフに相談でき、特に大きな心配事もなく気持ちも体もゆったりしたマタニティライフを満喫できたように思います。
お産が始まったのは肋骨が痛くてあまり寝れなかった日の次の日の朝で、12月29日、破水から始まりました。
旦那さんと助産院に向かって朝ご飯を食べ終えるくらいから陣痛が始まってどんどん痛くなり、あっという間に声が出てしまうくらい辛くなってきました。子宮口が全開するまでは早かったけど、 そこからがなかなか陣痛間隔が狭まらなくて横向きや四つ這い、トイレだったりいろんな姿勢を試しながら過ごしました。途中すごく眠くなってきてお尻を押さえてもらいながらうとうとしたりしてまた強くなったりしつつ、また間隔は開いて、そんなこんなで最後はお神輿を2回もやってもらってやっとの思いで赤ちゃんの頭が降りてきてくれました。 頭が出たり引っ込んだり、本当に何回も何回も 繰り返し繰り返して、最後は生まれてくる赤ちゃんの頭に触れて、鏡で見ながら産むことができました。
赤ちゃんとやっと会えた時の感動は一生忘れられない思い出です。全力でサポートしてくれたスタッフの皆さん、お産の間遊んで待っててくれた助産院の子供達、そしてなによりずっとそばで支えてくれた旦那さんと元気に産まれた赤ちゃんに対して感謝の気持ちでいっぱいです。出てきてみたら3500を超える赤ちゃんで、これは出てこないと納得しました。赤ちゃん、お母さんに負担がかかりすぎないようにゆっくり降りてきてくれてありがとう。パパもスタッフもたくさんいるいい日を選んで来てくれてありがとう。 これからよろしくね。

パパ:まず、齋藤助産院でお産できたことに感謝しています。病院でのお産はどんな感じかわかりませんが、助産院では、陣痛から始まり、誕生する瞬間の最初から最後までしっかり父親としてそばにいて家族を支えることができる環境なんだなと感じました。お産では、 子どもが生まれて来やすいようにお風呂に入ったり鍼をしたりスタッフさんと皆でお神輿をして体を支えたりなど、いろんな姿勢を試したことが今では良いお産の記憶として残っています。子どもが生まれてきた瞬間は、今までに感じたことのない気持ちと感動がありました。母子ともに無事に元気な赤ちゃんが生まれてきて本当に良かったです。これからは楽しく生活をしていきます。齋藤助産院のスタッフの皆さん本当にありがとうございました。