さむ~い 1月。

☆今日で1月も終り。あわてて「ふつうの日々」を書いています。今月のお産は3人で、そのうち自宅が2人でした。先日、雪が降って夜半から5~6cm降り積もった朝の4時半すぎに電話が鳴りました。「アッ、○○さん!」「陣痛ですか?」「ハイ、すみません、こんな日に」「行きます、行きます」….「やっぱり」というか「今朝でなくても…」というか、ともかく行かなくちゃ。芹沢の道はすっかり雪をかぶってクルマの轍が2本あるのみ。クルマの雪をはらって夜勤の白水さんがソロソロと出発です。県道に出てからは雪も少なく、わりと早く着いたそうですが、海の方に住む安藤さんが先に来ていて、本人さんはとても落ち着いていたのですが、モニターをつけたらわりと短くヤマが出てきたので「アレッ」と思って見たらもう頭が近くまで…あっという間、2階にいる子供たちを起こす間もなくパパの立会いだけで出産となったそうです。5人目の男の子でした。

☆スタッフの齋藤かおりさんも1月16日の朝から少しきざしはあったものの、ゆのかわさんもついて近くのスーパーに行ったり散歩したりしていて、帰ってきたところで破水。すぐこちらから龍瀧さんも行って、到着後2~3回のビッグウェーヴで生まれたそうです。3人目で女の子でした。上2人は男の子なのでバアちゃん(私)も楽しみです。助産院でも1月10日に男の子が生まれ、産褥入院の方が1週間滞在したりして前半はわりと賑やかでした。

☆1月27日、夫の母が例年通り避寒に来ました。スタッフの子供たちも「おばあちゃん」とよく遊んでもらっています。来月で満95歳、まだまだ元気です。あと、防火のため法律で今年の3月末までに自動火災報知設備の工事をしなくてはならなくなり、3~4日かけて工事が入りました。費用も大金です。助産院仲間の中にはこれで院内出産をやめようというところもあります。ガイドラインにしろいろいろ安全のためにがんばらないといけないことが多いです。お産のお客様の数が減る傾向にあり、マイナス思考になりがちな日々ですが、でも「ここ」を必要と思ってくれる人がいるかぎり「助産婦魂」を灯し続けたいものです。

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